朴保(パクポー)、アジアの路地に迷い込んだような、
不思議で懐かしい神戸長田の「丸五市場」を歌う。
音楽ライター志田歩氏による「丸五市場」特別解説ページは、こちら
■タイトル:「丸五市場」 ■発売日:2016年11月20日
■予価:1,500円+税 ■型番:POE-07
■レーベル:WATCHOUT ■販売:メタカンパニー
*全国CD店にて、ご注文頂けます。(amazonはこちらhttp://amzn.to/2fZgxBN)
また、メタカンパニー通販 / 朴保公式サイト通販及び朴保ライブ会場でも販売いたします。
全5曲収録曲 1. 丸五市場 2. SONGS 3. WATASHIBUNE
4. それでおしまいかい? 5. 五市場 (カラオケ・バージョン)
パクポー 丸五市場を聞いて
世界の中に国があり、国の中に地方があり、地方の中に街があり、街の中に市場がある。市場でやり取りされるのは、品物だけではなく、人びとの思い、人びとの言葉、人びとの愛。どこまでも身近でありながら、広くて奥深くて、遠く世界にも繋がって行く市場。そんな市場の大切さと魅力とを歌う朴保さんの「丸五市場」、素敵な歌です。
中川五郎 (フォークシンガー)
私はこの市場を幼い時から親しんでいるところでもあり、来年この市場は創立100年を迎えようとしている。太平洋戦争の神戸空襲でも被害を免れ、そして21年前の阪神大震災でも近隣の商店街は焼失したがこの市場は奇跡的にも残った。
町の歴史が、思い出が、一瞬に消え去った。
この市場が残ったことは被災者の復興への心のよりどころとなった。
市場の周りには昔から多くの在日コリアンが住んで、この市場には玄海灘もなければ、38度線もない、人たちが触れ合う市場であり、賑わっていた。しかし、震災で人口が減ってすっかりさびしくなってしまったが、このたびのこの歌ができて、これまで眠っていた丸五市場の静かな底力を呼び起こす起爆剤となるような気がする。
そしてもう一つ、この歌の完成を心待ちに待っていた人がいた。今年に市場内に東北の被災地の物産を扱うアンテナショップを運営していた女性が今年の7月3日に56歳の若さで急逝した、彼女にあっては追悼の歌になってしまったのが唯一残念でならない。今は天国で口ずさんでいると思って。
静かな叫びのような声が魂を揺すぶる。
優しさと力強さ、あきらめない、そしてこの町で強かに生きる人たちの姿を見事にこの歌は描いているような気がしてならない。
曺弘利 (NPO住環境改善ネットワーク代表)
来年(2017年)丸五市場は開設して100年になる。又、丸五アジア横丁ナイト屋台は10年目をむかえる。
その節目の年に、このアルバム「丸五市場」が制作されたのである。なんというタイミングだろうか、そして何よりもアジアの匂いがただようその歌詞、朴保さんの歌唱力に魅了されてしまう私だった。
丸五市場が盛り上がる素敵な曲を作って頂き有難うございます。
西村政之 (丸五市場事業協同組合理事長 )
11月6日(日) 第32回 ワンコリア・フェスティバル2016 大阪城野外音楽堂 (大阪)
11月7日(月) LOOSE (大阪・庄内)
11月8日(火) カフェ ナドゥリ (兵庫・神戸)
11月11日(金) ケルン (富士市)
11月22日(火) クロコダイル (渋谷)
11月27日(日) 第18回朝鮮文化とふれあうつどい&フリー・マーケット in 府中公園